トルコの朝ご飯に欠かせないのが、パンとお茶とオリーブ。毎日の食卓に欠かせない食品です。

旅行中、ホテルの朝食がビュッフェ形式だと何種類ものオリーブが並んでいて迷ってしまうほどです。一番簡単な食事はパンとオリーブ、ごはんと梅干のような関係に思われます。

日本では、緑色のオリーブを見かけることが多いかもしれませんが、トルコでは黒く熟れたものも好んで食べられています。塩漬けにしたものがほとんどで、酢漬けは少数派です。

トルコのオリーブ生産量はスペイン、ギリシャ、イタリアに次ぐ世界4位です。
2016年の生産量は173万トン、そのうちの43万トンが実として食用にされ、130万トンはオリーブオイルに加工されています。輸出している部分もあるはずなので一概には言えませんが、トルコの人口は8000万人弱であることを考えると、1人当たりのオリーブは年間5kg以上となります。

栄養価が高く噛むほどに味が変わるオリーブ。日本人にとっての梅干しのようなソウルフードです。

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