フィリピンの主な交通手段は車やバイク、トライシクルやジプニーです。
しかし、長距離での移動の場合は電車が未発達のため、基本的にはバスを利用します。
そのバスに乗っていると、日本ではなかなか見られない面白い光景に出会うことができます。
各街にバスターミナルがあるため、長距離を走るバスはそのバスターミナルで毎回停車します。
このバスターミナルでは、バスを駐車するスペースの他に日本のバスターミナルのように、トイレがあったり食料品を販売しているお店があったりします。
ここまでは何ら珍しくはありませんが、途中下車することなくバスの座席で待っていると次から次へと手に何かしら持った人が乗り込んでくるのです。
新しい乗客と思いきや、彼らは物売りです。
ミネラルウォーターやゆで卵、ピーナッツやお菓子などバス内でつまめる食べ物から、サングラスや靴下に小物バッグなどさまざまなものを車内で直接売りに来るのです。
バスターミナルは人が集まる場所で物が売れやすいからでしょう。
こちらとしてはバスから降りずに買うことができるため、結構便利でみなさん利用しています。
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