世界遺産としても知られる楽山(ルー・シャン)大仏は、川の氾濫を押さえようとする当時の人たちの願いからできたといわれています。その理由で、こんなに大きな大仏を、危険な川のそばに作ることになったとか…。

その大仏側面にある急な階段をゆっくり上ること約30分。目の前にパッとあらわれるのは、楽山大仏の顔。その大きさに初めて見る人は圧倒されるはずです。

巨大な楽山大仏を下で見るよりは、上った人だけが見ることができる大仏の印象が違っているといわれていましたが、それがはっきりとわかります。下から見る楽山大仏は、荘厳で険しい表情に。上った人だけが見ることができる大仏の表情は、とっても穏やかに見え、それまでの階段のきつさも一気に吹っ飛ぶほどです。

楽山大仏を写真に収めることができる場所は、常に観光客でいっぱいに。頂上スペースもあまりないので、押し合い状態になることも多々ありますが、人と人の合間を狙って楽山大仏を撮ることは可能です。

楽山に来て、「大仏は見たいけれど、上るのはちょっと…。」といった、体力的に自信のない方は、楽山大仏の横を流れている川の対面から観光船に乗って、楽山大仏の全体像を見ることもできますよ。

Copyright(C) wowneta.jp