中国・10月の製造業PMI、6か月ぶりに「50」上回る＝中国報道

中国物流購買連合会と国家統計局サービス業調査センターは31日、10月の中国購買担当者景気指数（PMI）を発表した。うち、製造業のPMIが景気拡大と縮小の分かれ目となる「50」を上回り、経済回復への基礎が強固になってきていることを示した。

公開された内容によると、10月の中国製造業PMIは前月より0.3ポイント上昇した50.1だった。製造業PMIは5か月間50を下回っていたが、2か月連続で徐々に上昇し、今月になって50を上回った。

業種別では、製造業21種のうち12種でPMIが50を超えており、多くの業種が成長傾向を維持していることが分かる。

在庫調整政策の実施により、市場の需要は引き続き安定傾向にある。10月の新規受注指数は同0.1ポイント増の50、生産指数は同0.8ポイント増の52だった。

全体的に見ると、10月にマクロ政策の効果が持続的に表れ市場の活力が高まっており、需要と供給のバランスが取れているという。