パリというと、きれいに並んだアパルトマンにさまざまなデザインの扉が印象的ですよね。
パリのアパルトマンの中には複雑な作りのものも多くあり、扉をくぐって中庭を抜けて、さらに扉をくぐってアパルトマンにたどり着く、というようなところもたくさんあります。
また、扉の奥には想像もつかない豪勢なアパルトマンが隠れていることもあります。基本的に扉は閉まっていて内部を見ることができないので、たまに開いたままの扉があるとついつい中を覗き込んでしまいます。
例えばこちらのかわいらしい中庭とそれを囲む瀟洒な建物。実は公共図書館なんです。
通りの扉を通って奥へ進まなければこの図書館へたどり着くことはできません。表から見ると普通のアパルトマンにしか見えないので、知らなければ図書館があるとはわかりません。
こちらの大きな青い扉、この奥には小さなパッサージュが続いています。パッサージュ・ド・ランクルという、緑があふれる小道のようなパッサージュです。
パリのど真ん中にこんな静かな場所があるとは想像できないですよね。
このように、パリのアパルトマンの扉の向こうには、思いも寄らない素敵な場所を発見できることがあります。もしパリを歩いていて開いている扉があったら、ちらっと中を覗き込んでみてくださいね。
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