日本でもお財布ケータイを使った事がないのに、まさかのインドデビューしちゃいました。
今一番ホットな話題と言えば「高額紙幣使用停止」です。銀行に旧紙幣を預けて新紙幣を引き出せばいいわけですが、銀行は現金不足で長蛇の列。お店側でもおつりの用意ができないため、日々のこまごまとした買い物に困ります。
ここで急速に知名度を上げて来たのがインド版お財布ケータイ「paytm(ペイティーエム)」です。スマホアプリ内にお金をチャージしておき、店側のQRコードを読み取って支払うというスタイルで、キャッシュレス。
このシステムをどこよりも早く導入したのが国営の牛乳屋「マザーデイリー」です。牛乳はチャイを作る上でも、神事にも欠かせないインド人にとってはなくてはならないもの。マザーデイリーも町内に一軒は必ずあります。
私も100ルピー(約170円)紙幣はオートでの移動などに温存しておきたかったので、牛乳購入にpaytmを使用してみました。
20ルピー(約33円)の牛乳500mlを購入。親父さんにpaytm払いを告げ、レジ脇にあるQRコードをスキャン。すぐに利用店の名前とコードが表示され、そこにRS20と打ち込んで「pay」をタップ。数秒で支払い完了。
ほぼ同時に親父さんの手元の携帯と私にも購入&販売のお知らせがSMSで届くという恐ろしいスムーズさ。本当にあっという間に牛乳が買えました。
TVでもバンバン宣伝していた上にこの状況なので、アプリDL数は一週間で1億人を突破したそうです。いやーまぁそうなるでしょう。なぜってTVは「高額紙幣停止!」paytmのCM、再び「高額紙幣停止!」のニュースの繰り返しでしたからねぇ。
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