「バリ島で一番おいしいクロワッサンは?」
在住者、旅行者ともバリ島内の外国人たちのコミュニケーションツールとして最も広く活用されているのがフェイスブックの地域掲示板。
ここでたびたび投稿されるのがこの質問です。
常にトップに挙げられるパン屋さんは、2012年にチャングーの小さなベーカリーから始まった「ムッシュ・スプーン」です。
パリからやって来たフランス人パン職人が素材にこだわり、丁寧に焼き上げたクロワッサンは、当時まだ道行く人もまばらだったチャングーの小さな店舗であったにも関わらず話題を呼び、あっという間にバリ島で一番の人気店になりました。
当初はクロワッサンとバゲットを小さく販売していましたが、バリ島のフルーツやチョコレートなどを活かしたケーキや焼き菓子も作られるようになり、カフェが併設され、バリ島内に複数の店舗がオープン。
2019年にはインドネシア国内で大きく外食産業を手掛ける CHAMP グループの傘下となり、ジャカルタをはじめインドネシア国内各地にレストランカフェが展開され、ブランドとして急成長しています。
ジャカルタなど都市部に新規オープンしている店舗は、パリの高級カフェレストランをモチーフとした豪華な店舗ですが、バリ島内の中でも初期にオープンしたチャングーやウブドの店舗は現在も当初の創業者のコンセプトが活かされた、南国の明るいオープンスペースが特徴です。
店内では、クロワッサンやパン・オ・ショコラ、パン・オ・レザンといったデニッシュ系、バゲットのほか、カンパーニュなどを必要な分カットしてくれる量り売りや、季節のケーキやチョコレートのケーキが販売されています。
また、併設されたイートインのスペースではオリジナルメニューのサンドウィッチメニューもあり、美味しいコーヒーと共に楽しめます。
朝7時からオープンしており、焼き立ての極上クロワッサンを買いに訪れる人も少なくありません。
また、バリらしいリゾート感たっぷりの店内で、ゆったり過ごすのもおすすめです。
ムッシュ・スプーン Monsier Spoon
インスタグラム
https://www.instagram.com/monsieurspoon/
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