タイでは、単身者向けのアパートにはキッチンがついていないことがあります。
これは、自分で食事を作るより屋台や食堂で購入した方が安いため、料理をしない人が多いからと言われています。
確かにバンコクでは1食50バーツ(約200円)ぐらいで食事ができるのでそれも納得です。

キッチンがないアパートの中には、ベランダにシンクのみ設置されている場合もあります。
この場合、ガスコンロは自分で設置して使用することになります。

外で調理をするのは匂いがこもらなくて良い反面、年間を通して気温の高いタイでは暑い中で調理をしなければならず、なかなかハードです。

一方、外国人向けのマンションでは小さいながらもキッチンがついていることがほとんどです。
ただしタイのマンションのキッチンに備え付けられているのはほとんどIHクッキングヒーターで、ガスコンロがあるケースはあまりありません。

料理をしないからと言ってタイの人は食に関心が薄いのかというとそんなことはなく、むしろ食に関心が強く、しっかり食にはお金を遣う人が多いように感じます。


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