リスボンの市街地は地震と津波で古い建物が破壊されてしまったため、現在街の中心地で見られる建物のほとんどはパリの街並みを参考に再現された新しい建築物です。
道が整備されて土産屋やレストランが立ち並び、大通りは夜中まで活気に満ちています。ただ、観光客価格なので、どこも高額で、店の対応も悪いことも多かったため、大通り沿いのレストランよりは地元の人が行くレストランを教えてもらうと良いと思います。
また、自分で選ぶ場合でも、レストランの数が非常に多いので、評価の良い近隣のレストランの選択には、トリップアドバイザーなどのアプリがとても参考になりました。
特に首都リスボンは夜間でも市街地は観光客が多いので出歩くことは可能ですが、スリや置き引きなど小さい犯罪が多いため最低限の注意は必要です。
また、日本人観光客目当てに「お金がないのでください」と懇願してくる女性がいて、善意を見せるとずっとついてくるので注意と旅行者ブログで読んでいたのですが、ロシオ駅のカフェにいる時に、同人物と思われる人に声をかけられました。海外では、断る勇気や毅然とした態度も大切です。
北西には小高い丘があり、トラムで市街地から坂道を登ること20分ほどでマルケゼス・デ・フロンテイラ宮殿にたどりつきます。
宮殿内は小さな美術館があり、かつての城跡を見ることができますが、なんといっても、城の高台からみるリスボンの街の壮大なパノラマビューは必見です。
夕方には宮殿がライトアップされ、市街地から見上げるとオレンジ色に輝く美しい宮殿を楽しめます。
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