フランス人が社会生活において大事にしていることはなんだと思いますか?それはバカンスです。フランス人はバカンスのために働いているといっても過言ではありません。バカンスの取れない会社など、フランス人には想像もできないことでしょう。

一般的な会社員の場合、年間5週間のバカンスが与えられますが、フランス人はそれをしっかり消化します。日本人のように周りに気を使って遠慮して、翌年に繰り越ししていくということはあまりありません。さすが、自己主張が強く個人主義の国、という感じです。



フランス人にとっていちばん重要なのは夏のバカンスをどう過ごすかということ。そのため、フランス人は春が来る前から夏のバカンス計画を立て始めます。それを目標にバカンスまでの半年間仕事を頑張るのです。

会社側にとっても、全員が夏のバカンスを取るのは当たり前。夏のバカンスはいつ取るのかと、早い段階から聞かれます。

長期休暇取得が前提である空気感は羨ましい限り。日本もフランスを見習いたいところですね。

Copyright(C) wowneta.jp