最近、日本ではハロウィンがブームになっている様です。
そもそも、ハロウィンは秋の収穫を祝ったり、死者や悪霊を追い払う日本で言う「お盆」の様なものだとされています。

スペインでも、お盆の様な催し「諸聖人の日」があります。
11月1日はキリスト教のお祝いで、すべての聖人や殉職者をお祝いする日です。
スペインではこの日にお墓参りをする週間があります。




諸聖人の日が近づくとパン屋さんやお菓子屋さんに「パナジェッツ」と呼ばれる小さな丸いお団子の様なお菓子が並び始めます。
これはアーモンドの粉とジャガイモをこねて松の実をのせて焼いたもので、見た目はとても可愛いのですが日本人にとってはかなり甘みが強いです。
松の実をまぶしたものが伝統的な形なのですが、最近では松の実の代わりにアーモンドやココナッツなどをまぶしたものやチョコレートでコーティングされたもの等新しいスタイルのものもよく見かけます。

この「パナジェッツ」はこの時期以外でも見かける事はありますが、時期を外すとぐっと数は少なくなります。
諸聖人の日を祝う為にエネルギーを摂る為に食べ始めたと言われるパナッジェッツ。
かなりのカロリーがありそうなので、観光で疲れて一休みするのにつまむのにはピッタリです。
小さいですが、ずっしりきますので、注文する時は少なめをお勧めします。


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