ゴミ収集車がストライキするってみなさん想像できますか?ゴミは回収されないまま道端にたまっていくんです。それも何日間も。。。

フランスでは現在、年金制度改革に反対するデモやストライキが各地で発生しています。パリでは、2月頃から公共交通機関のストライキが頻発していますが、3月に入ってからついにゴミ収集車のストライキが始まりました。

ゴミは回収されず道端にたまっていき、1週間が経つ頃には悪臭が漂い始めました。歩道はゴミで埋まり、車道を通るしかない場所も出てきました。

不幸中の幸いは真夏の気温が高い時期ではなかったことでしょうか。それでも段々と匂いはきつくなり、ネズミなどの発生も心配されています。



そんな状況のなか、ストライキ開始から11日目、一部でようやくゴミ収集が再開されはじめました。しかし稼働台数は少なくゴミは大量なため、なかなかゴミの回収は進みません。ストライキ開始から20日経過しても、まだゴミが回収されないエリアが残っています。

パリのゴミ収集は、半分はパリ市、残りは一般企業によって行われています。ストライキを実施していたのは、パリ市のゴミ収集車だけだったのですが、ここへ来て、なんとゴミ収集を請け負う一般企業もストライキをする可能性が出てきました。

せっかくゴミが減り始めていたのに、どうなってしまうのでしょうか。早くもとのパリの姿に戻ってほしいものです。

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