期間限定の企画展「北斎 大いなる山岳」
古くから信仰の対象となり、浮世絵など芸術作品の題材として多く採用されてきた、日本最高峰の富士山。日本のみならず、西洋の芸術にも影響を与え、文化面で高い評価を受けたことから、2013年に世界遺産に登録されました。
富士山が世界文化遺産に登録されてから10周年となる節目の今年、すみだ北斎美術館にて期間限定の企画展「北斎 大いなる山岳」が開催されます。
北斎が描く山を通して迫る日本文化の魅力
浮世絵師の葛飾北斎は、日本列島各地の山を多く描きました。富士山をはじめ、北斎と同時代に大坂に作られた人工の山・天保山など、現在でも百名山として人気の山々が題材になっています。
北斎の制作背景には、信仰や生業のために山に登ってきた日本人と山との深いつながりがあるのだといいます。北斎が表現した多彩な山々の風景を通して、山の信仰、生業、伝説や怪談に触れ、日本人と山との関わりを改めて知る、興味深い機会になりそうです。
20％引きの前売り券を発売
「北斎 大いなる山岳」では、富士山を描いた有名な「冨嶽三十六景 凱風快晴」をはじめ、「冨嶽三十六景 諸人登山」や「諸国名橋奇覧 足利行道山くものかけはし」など、北斎の作品が一堂に会します。
2023年6月19日（月）まで、観覧料が20％引きになる前売券を販売していますので、お得な機会をお見逃しなく！
【北斎 大いなる山岳】
会期 ： 2023年6月20日(火)～8月27日(日) ※前後期で一部展示替えを予定
前期 6月20日(火)～7月23日(日)
後期 7月25日(火)～8月27日(日)
休館日 ： 毎週月曜日 ※7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館
開館時間 ： 9:30～17:30(入館は17:00まで)
主催 ： 墨田区・すみだ北斎美術館
観覧料 ： 一般1,000円、高校生・大学生700円、65歳以上700円、中学生300円、障がい者300円、小学生以下無料
ホームページ：https://hokusai-museum.jp/Mountain/
※ 団体での来館は、当面の間、受付していません。
※ 本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)、常設展プラスもご覧になれます。
※最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
