アフリカのアイコン・バオバブから出来たスイーツ【タンザニア】

2016/12/24 20:10 コメント

バオバブという樹木の名前を聞いたことありませんか?

有名な「星の王子様」に出てくる、アフリカの木です。
バオバブの樹が点在するアフリカの広大な風景が思い浮ぶ人も多いのではないでしょうか。

もちろん、ここタンザニアでもあちこちにバオバブがそびえています。
巨木に育っているものも多く、往来の激しい雑踏の中でさえ、どっしり構えた雄大なバオバブの周囲は空気感が違って感じられます。

そのためでしょうか。タンザニアでは、バオバブの中には精霊がいると言われています。

そんなバオバブの種を使ったスイーツがあります。
もともとは真っ白な、親指の先ほどのサイズのバオバブの種に色をつけて砂糖がまぶしてあります。

色が少々毒々しいので、手を出すのに躊躇しますよね。

可食部は少ないのですが、食べた後、ラムネのような清涼感を感じるので意外と後を引きます。
最後に残る核は、コロンとしたハート形なんですよ！

バオバブパウダーというのもあちこちで売られています。
何に使うのか分からなかったのですが、水で溶いてジュースとして飲んだりするとのこと。
完全に溶けるわけではないので、かき混ぜながら飲むことになりますが、グラデーションが綺麗ですよね。