クリスマス前に飾り用のもみの木を売る業者たちがやってきました。
ここはスイス、ヴェヴェイという町の市庁舎の前です。
飾り用とはいえ、本物のもみの木でクリスマスを祝えるのはちょっと贅沢な気がします。
だって、クリスマスが終わってしまえば、捨ててしまうのですから。
何かに再利用できれば良いと思いながらもせっかくなので毎年買ってしまいます。
スイス人も意見が分かれるところで、本当のもみの木を買うのはおばあちゃま世代。
もったいないし便利なのでプラスチックで済ませて、毎年同じものをつかっている、というのはヤング世代の傾向です。
クリスマス前に飾り付けを終えて、もみ木の下にプレゼントを置きます。
よって、サンタクロースがプレゼントを入れるための“靴下”はあまり見かけません。
もみの木の他に、キリストの誕生のシーンを物語った木の人形などを飾る家庭もあります。
もみの木の値段はサイズによってだいぶ違いますが、一番小さなものは約1000円。中くらいが7000円。大きなものは12000円〜となっています。
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