イタリアで最も美しい村のひとつに登録されているトッレ・アルフィーナ。
首都ローマから北に130キロほど行ったところに位置しています。
人口わずか250人ほどの小さな町の中心に、町と同名の素敵なお城が残っています。
トッレ・アルフィーナは古代から交通の要衝で、その起源は紀元前のエトルリア時代にあるともいわれています。
「トッレ・アルフィーナ」という名前そのものに「国境の塔」という意味があり、古代から中世にかけてウンブリアとラツィオを結ぶ地点にあったことを示しているのだそうです。
この場所に最初の塔が建てられたのは8世紀ごろのこと。
お城が建設されたのは12世紀ですが、現在の形に落ち着いたのは17世紀であったことがわかっています。
ロマンチックな名前と形状は、結婚式場としても人気があります。
このお城の裏にはサッセートという名の幻想的な森もあり、映画の撮影等に使われることも多々。
お城もサッセートの森も見学は要予約ですが、お城を眺めながらこぢんまりとした街を歩くのも素敵です。
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