2023年ケアンズエリアへの日本人観光客はコロナ禍前の4〜5割まで回復
オーストラリア統計局(ABS)の「出入国者統計」(*1)によると、2023年2月の短期訪豪日本人観光客数は、2万3,890人と前月比で149%も増加。コロナ禍の影響下にあった前年同月と比較すると約20倍に拡大しました。またケアンズエリアでの日本人観光客数は、2月単月で比較すると2023年はコロナ禍前の46%まで回復しています。
一方、旅行スタイルは個人旅行の割合が、2019年比で10%増と伸長。日本からの観光客も、現在はカップルなどの個人旅行の復活が先行していますが、学生グループの卒業旅行・修学旅行なども回復傾向がみられるとのことです。
ケアンズエリアでの、今年のゴールデンウィークの日本からの観光予約状況からは、2月同様40%前後の回復が期待されていました。実際、人気スポットの集客は軒並み好調に回復しているそうです。
*1オーストラリア統計局(ABS)2023年4月20日発表「出入国者数統計」
2023年ケアンズエリアの人気スポット
世界初の屋内動物園内ロープコースでアドベンチャー!「ケアンズズーム&ワイルドライフドーム」
©ケアンズ観光局
ケアンズ市内にある全天候型ガラス張りのドーム動物園。シティの主要ホテルから歩いて来られる立地条件が好評で、天候に左右されず楽しめることから、幅広い観光客に人気です。
人気のポイントはシティで唯一コアラを抱っこして写真が撮れること(撮影セッションは8回/日。各回最大20名)。熱帯雨林を再現した園内は、4mを超えるワニ、ワライカワセミ、極彩色のオウムやインコたちなどさまざまな動植物が観覧でき、ワニやヘビとの記念撮影も可能です。また、園内のアドベンチャー型アトラクション「ZOOM」にある世界初の屋内動物園内ロープアドベンチャーは大人気アトラクション。
国内マーケットを除き、国際マーケットでは日本が断トツの1位という人気のスポットで、旅行会社経由の予約は2019年比で40%の回復が見られるそうです。
ケアンズワイルドライフドーム
https://jp.cairnszoom.com.au/
熱気球でケアンズを空から大冒険!「ホットエアーバルーン・ケアンズ」
©ホットエアー
オーストラリアの大自然を熱気球で空中散歩する時間はマジックアワー。オープンスタイルのバスケットからの360度のパノラマビューは、大自然との一体感が味わえます。
学生やカップルに人気の熱気球ツアーは、ケアンズ、パーム コーブ、ポート ダグラス、ヤンガバラ、トリニティ ビーチ、ケアンズ ビーチ、アサートン テーブルランドから毎日運航。
上空から野生のカンガルーやワラビー探索もできるので、まさにオーストラリアの大自然を上空から丸かじりしているような貴重な経験ができます。
ホットエアーバルーニングケアンズの予約状況は、2019年比で47%まで回復しており、予想を超えた集客となっています。
ホットエアーバルーニングケアンズ
https://www.hotair.com.au/cairns
本大陸を脱出して島々を巡るグレートバリアリーフ・ツアー!「フランクランドアイランド・リーフクルーズ」
©ケアンズ観光局
ケアンズ グレートバリアリーフを巡る日帰りツアーは、熱帯雨林のリバー クルーズから始まり、オープン ウォーター クロッシングを経て、世界遺産のグレートバリアリーフに向かいます。
ツアーのクライマックスは、美しいフランクランド諸島国立公園の群島にあるノーマンビー島。生き生きと輝くフリンジ サンゴ礁に囲まれ、カメ、タコ、人気のアネモネ カクレクマノミ、ニモなど、さまざまな種類の海洋生物が生息している本島でアイランドウォーク&ランチを楽しめます。
また、シュノーケリング、カヤックなどオプションツアーも充実。大自然の中でのマリンスポーツを満喫できます。
2023年3月の販売実績1位と2位は日本の旅行会社。日本の主要旅行代理店からの予約数は2019年比で25%アップしています。
フランクランドリーフクルーズ
https://www.franklandislands.com.au/
オーストラリア ケアンズ観光局 2023年スポーツイベント最新情報
年中常夏のケアンズでも過ごしやすい時期となる5月から7月は、スポーツイベントに参加するにも観戦するにも最高の季節。この時期にケアンズエリアで開催されるスポーツイベントの最新情報を紹介します。今からでもエントリーできる国際的な大会もあるので、参加を検討してみては?
クランクワークス ケアンズ マウンテンバイク フェスティバル
今年開催される「クランクワークス 2023ワールドツアー」の中で2番目の開催地で、熱帯雨林のトラックで行われるのが特徴のマウンテンバイクレース。ダウンヒル、デュアルスラローム、スロープスタイル、スピード&スタイル、公式オーストラリア・ウィップオフ選手権など、5日間にわたって開催されます。
クランクワークス ケアンズ マウンテンバイク フェスティバル
開催日程:2023年5月17日(水)~ 21日(日)
開催地:ケアンズ(スミスフィールド MTB パーク)
競技種目:ダウンヒル、デュアル スラローム、ポンプトラック、スロープスタイル、スピード&スタイル など
大会HP(英語):https://www.crankworx.com/
公式YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=XU2_JtaPl4o
グレートバリアリーフ マスターズ ゲーム 2023
2年に1度、ケアンズ&グレートバリアリーフで開催される大きなスポーツイベント「グレートバリアリーフマスターズゲーム」は、主に35歳以上という条件で各種スポーツを競い合う大会。
競泳、サイクリング、ラグビーなど18種目の競技に、オーストラリア国内だけでなく、アメリカやインド、シンガポール、アフリカなど世界中からのエントリーがあり、約2,500名の参加が見込まれています。日本からでもマスターズへの登録があれば参加可能です。競泳では今までに日本人選手がメダルを獲得したことも。
グレートバリアリーフ マスターズ ゲーム 2023
開催日程:2023年5月25日(木)
開催地:ケアンズ&グレートバリアリーフエリア
競技種目:アーチェリー、陸上競技、野球、バスケットボール、ビーチバレービール、クリケット、サイクリング、ゴルフ、ホッケー、ローンボウル、ネットボール、ラグビーセブンズ、ラグビーリーグ、ソフトボール、競泳、ターゲットシューティング、テニス、トレイルランニング&ロードランニング
大会HP(英語):https://www.gbrmg.com.au/
大会エントリー(英語):https://entergbrmg.com/
ケアンズ エアポート アイアンマン アジア・パシフィック チャンピオンシップ ケアンズ
「パラダイスのレース」と呼ばれる「ケアンズ エアポート アイアンマン アジア・パシフィック チャンピオンシップ ケアンズ」は、ケアンズが誇る2つの世界遺産が揃う最高のロケーションで開催されるアイアンマンレース。
2018年に続いて昨年の2022年にも、世界のアスリートが選ぶベストアイアンマンコースで1位を獲得するほどの人気コースです。空港から会場まで車で10分程とアクセスの良さも人気のひとつ。過酷な70.3マイル(113.1km)も、ケアンズの美しい景色の中で駆け抜けることができます。
昨年は42名のプロアスリートと、1,350名の一般エントリーの参加があり、今年もすでに日本人150名以上を含む2,500名以上が登録を済ませ参加予定。一般エントリーも受付中です。
ケアンズ エアポート アイアンマン アジア・パシフィック チャンピオンシップ ケアンズ
開催日程:2023年6月18日(日)
開催地:ケアンズ&近郊エリア
競技種目:スイム1.9km、バイク90.1km、ラン21.1km
大会HP(英語):https://www.ironman.com/im-cairns
大会エントリー(英語):https://www.ironman.com/im-cairns-register
ケアンズマラソン2023
フルマラソンのほかに、ハーフマラソン、10kmマラソン、5mマラソン、5kmウォーク、キッズも多く参加する2kmミニマラソンなどに各々に合った種目に参加でき、海を眺めながらのフラットなコースは初心者から経験者まで楽しめます。
昨年の大会ではアンバサダーである福島和可菜さん・舞さん姉妹がレースに参加し、見事女子で1位と2位を受賞。今年はアンバサダーの福島姉妹をはじめ、日本からの参加者も含めた約2,500名の参加を見込んでいます。
オンライン締め切りは7月14日(金)日本時間16:00、現地時間17:00まで、現地でのエントリー締め切りは開催前日の7月15日(土)16:00までですので、まだまだこれからのエントリーも間に合います!
ケアンズマラソン2023
開催日程:2023年7月16日(日)
開催地:ケアンズ
競技種目:フルマラソン、ハーフマラソン、10km マラソン、5km マラソン、5km ウォーク、2km ミニマラソン
大会HP(英語):https://www.cairnsmarathon.com.au/
大会エントリー(英語):https://www.cairnsmarathon.com.au/2023-entries-are-officially-open
2023年6月28日より東京・羽田空港からケアンズへの新規直行便開設
ヴァージン・オーストラリア航空は2023年6月28日より東京・羽田空港からオーストラリア・ケアンズへの直行便を開設。東京羽田⇔ケアンズ間を毎日1便、週7便を運航します。主力機はボーイング737-MAX8。ケアンズを含むクイーンズランド州に年間3万人以上の渡航者を見込んでいます。
スケジュール
VA78便: 羽田(21時45分)発~ケアンズ(翌06時15分)着、毎日1便
VA77便: ケアンズ(13時15分)発~羽田(20時00分)着、毎日1便
ヴァージン・オーストラリア航空:virginaustralia.com/japan/
ケアンズは、日本から一番近いオーストラリアの都市。今年6月のヴァージン・オーストラリアによる羽田=ケアンズ便の新規就航によって、アクセスがさらに向上。日本との時差も1時間という好条件なので、自然体験や観光だけにとどまらず、スポーツイベントもプランのひとつに検討してみてはいかがでしょうか。参加するのはもちろん、観戦するだけでも迫力や魅力が存分に味わえますよ。
ケアンズ観光局公式 日本語ウェブサイト:
https://www.tropicalnorthqueensland.org/jp/
YouTube:https://www.youtube.com/user/CairnsGBR
Instagram:https://www.instagram.com/cairnsjp/
Facebook:https://www.facebook.com/CairnsJP/
Twitter:https://twitter.com/CairnsGBR?lang=enz