定期開催される日本をテーマにした青空市場【イタリア】

かつての日本といえば浮世絵やスシや相撲がもてはやされましたが、近年のイタリアで日本といえばアニメの人気が突出しています。
特にコロナ禍のロックダウン中、自宅でアニメを見始めた人が多かったようで、漫画専門店や日本のアニメが描かれたグッズもよく目にするようになりました。




日本をテーマにした市場、通称「メルカティーノ・ジャッポネーゼ」はかなり前から開催されていましたが、当初は規模も小さいものでした。
それが昨今は、大きな会場を貸し切り、さまざまなお店が出店し賑わうようになりました。
以前はイタリア在住の日本人が故郷を懐かしんで集まるという趣でしたが、今はアニメや日本好きのイタリア人で押すな押すなの大盛況、駐車場も見つからないほどの賑わいを見せています。




近年人気のアニメはもちろん、中高年の男性が幼少期に見た日本のアニメも人気があります。
もちろん、日本食の屋台や日本をテーマにした衣類や書籍を売るお店など、多種多様な商品を見ながら楽しめます。
本格的なコスプレでやってくるイタリア人たちの扮装も目の保養。
日本のサブカルチャーの人気は、日本人としてはとても喜ばしいです。