ローマの南に位置するカステッリ・ロマーニ地方は、ローマっ子にとっては週末のお出かけに人気。
日常の喧騒から離れて森や湖を見ながら大自然に浸る姿を、よく目にします。
週末のランチはこのあたりの田舎風のレストランで楽しむ人が多いのですが、どこも似たような味で家庭料理の域を出ないのが現実。
そんなカステッリ・ロマーニ地方には珍しくこじゃれたレストランが、ネミ湖の畔にあります。
そのレストラン「ラックア・ブッレ」は、前菜に出てくるバターもすべて手作りというこだわりのお店。
黒トリュフと卵の定番メニューも、ふわっとした食感とまろやかな味わいで、その実力を知らしめてくれます。
お肉料理、お魚料理、いずれも満足度の高い一品を楽しんだ後は、ネミ名物のミニストロベリーが乗ったタルトがデザート。
甘酸っぱいいちごと、これまた優しい味わいのカスタードクリームのバランスが絶妙です。
このレストラン、ワインの品ぞろえもよいことでよく知られています。
近隣にある「田舎風」をウリにした数多くのレストランとは一線を画す洗練度で、訪れる人を満足させてくれます。
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