世界の七不思議のひとつとされているピサの斜塔。
12世紀の終わりに着工され14世紀に完成した斜塔は、ガリレオ・ガリレイが物体の落下実験を行ったことでも有名です。
斜塔の傾きは3.97度といわれていますが、近くで見るとかなりのインパクトです。
実際、塔の内部に入ると平衡感覚が狂うような気分になります。
ピサの斜塔の高さは55mほど。
294段の階段を上って、ピサの旗が翻る頂上までのぼります。
数世紀を超えて残る石段も、斜塔の傾きに呼応するように、真ん中ではなく隅がすり減っているのが印象的です。
息を切らして登り切ると、眼下にはピサの大聖堂や街並みを見下ろすことができます。
荘重なロマネスク様式のピサ大聖堂は、上から眺めてもため息をつきたくなるほどの美しさ。
ここからガリレオが物体を落として実験したと思うと、感動もひとしおです。
ピサの斜塔に登るには予約をするのがベター。
大聖堂や付属の博物館のチケットも一緒に買うとお買い得です。
ピサ観光を効率よく楽しんでみてください。
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