イタリアの各地にある黄色のボックスの目的とは？【イタリア】

イタリアの街を歩いていると、かなりの確率で目にするものがあります。
イケメン？！いえいえ、それは至る所にいますが、貧しい国の人を助けるものです。
それは黄色のボックスで、道路やスーパーの駐車場など、いろいろな所で見つけることが出来ます。

そこに入れることが出来るのは「洋服と靴、かばん、ベルト」のみ。
断捨離などで必要なくなったものをゴミに出すのではなく、このボックスに入れることで、アフリカの経済を助け、環境汚染の削減に貢献できるのです。




回収されたものは整理され、約65％が古着として再利用、約30%は繊維としてリサイクル、残り3％は廃棄処分されているそう。
古着はアフリカの難民キャンプにも運ばれています。

そして、この回収により、毎年約54,000トンの二酸化炭素排出量が削減されていることから、人と地球を守る大切なプロジェクトの一つとも言えるでしょう。
黄色のボックスなので目を惹きますし、身近な場所に必ず見つけられるので、子供から大人までが自然と取り組める良い習慣だと感じます。