マレーシアではハリラヤと呼ばれるイスラム教の祭りが盛大に祝われます。
この祭りは断食月であるラマダンの終了を祝うイスラム教の行事であり、マレーシアの祝日でもあります。
ハリラヤの前後になると、マレーシアのショッピングモールはデコレーションされ、セールが開催されます。
マレーシアは多民族国家なので、このハリラヤの季節以外でも、モールがデコレーションされています。
なので、マレーシアに長期間滞在していると、ショッピングモールで季節ごとに異なるデコレーションの様子を楽しむことができます。
イスラム教徒が行う断食であるラマダン期間中は、人々は日の出から日没まで食事を断ちます。
日中はお腹をすかせながら仕事や日常生活を過ごし、日没後に家族や友人と共に夕食を楽しみます。
断食の時期のショッピングモールでは、日没になるとイスラム教徒が飲食店で食事をし始めます。
日中の断食から解放され、一斉に家族や友人などと食事を楽しむ様子は、日本ではなかなか見られない光景なので新鮮に感じます。
また、ショッピングモールによってはギフト売り場も充実しています。
ハリラヤの時期に、日本でお正月に帰省するように田舎に帰る人の中には、家族や親戚に贈るギフトを購入する人もいます。
先日行ったショッピングモールでは、高級なギフト売り場があり、とても印象的でした。
中には日本円で10万円を超えるような金額のものもあり、見ているだけでも裕福な気分になれます。
マレーシアでのハリラヤは、ショッピングの楽しみや断食の体験ができ、日本人にとっては新鮮な文化を体験できるチャンスです。
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