スイスの西端に位置し、東西にかけて三日月状に広がるレマン湖はスイス屈指のリゾート地です。湖の北はスイス領、南はフランス領ですが、北のスイス側はなだらかな丘が広がる日当たりのよい白ワインの名産地であり、対岸のフランス領にあるモン・ブランの壮大なパノラマを楽しめる絶景地です。
一方で、フランス領側は高い山脈に囲まれて、日当たりが悪く、山が近いため、山々のパノラマ風景を楽しむことができません。夏場に日光浴をしながら雄大な景色を堪能できるのはスイス側からだけなのです。
レマン湖の西に位置するジュネーブには国際空港があり、ここを起点にレマン湖沿いに走る列車で各都市を回ることになります。日本発の1週間程度の旅行であれば、ジュネーブ1〜2日・ローザンヌ1日・モントルー1日で周遊すると、レマン湖周囲の見どころを余すことなく堪能できると思います。
いずれの都市も旧市街地と新市街地があり、旧市街地は中世の街並みを残しているので、まるで映画の世界のようで、どの角度から撮っても絵になる写真がバシバシ撮れます。
夏場は、列車を途中下車して列車沿いのワイン農園をハイキングしたり、ケーブルカーや登山列車で2000m級のロッシェ・ド・ネといった高い山でのハイキングを楽しめます。
冬場はスキー・スノーボードを楽しめるスポットも多数あり、アクセス良好です。今回訪れたのは2月だったため、ヨーロッパ各地から冬スポーツを楽しむために多くの観光客が列車を利用していました。
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