物の長さや距離、面積、体積などを表す時、国によっては使う単位が日本とは異なります。
有名なところでは、日本がメートル法(km、m2、ml等)を採用しているのに対し、アメリカではヤード・ポンド法(マイル、エーカー、ガロン等)を採用しています。

では、アメリカのお隣カナダは何を使っているかご存じでしょうか?
実は、カナダでは「どちらも使っている」が正解です。
しかも、面倒なことにどちらも使えるではなく「対象によってどちらかしか使わない」のです。

少し書き出してみましょう。

【速度】メートル法

【距離・長さ】
 身長:ヤード・ポンド法
 長距離・長さ:メートル法
 短距離・長さ:対象物によってまちまち

【温度】
 料理:℉
 気温:℃
 水温:℉
 体温:℃

【重さ】
 体重:ヤード・ポンド法
 その他重いもの:メートル法
 その他軽いもの:ヤード・ポンド法

生活の中で使う身近なものだけでもこれだけバラバラなので、慣れるまでにはしばらく時間がかかります。
カナダにいらっしゃる場合は、是非頭の片隅にとどめておいてください。


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