世界に名を知られているブルゴーニュワイン。
一級ワインや特級ワインのような格付けの他に、ビオワインやナチュラルワインといったカテゴリーもあります。


ピノ・ノワールのリー入り
ピノ・ノワールのリー入り


 華やかそうに見えるワインの世界ですが、何しろ原料は農産物。
ぶどう樹は勿論土の状態も気を付けながら、その年の収穫状況やぶどうの出来はある程度天候によるところもあるでしょう。
そんなこともあり、ワインの造り手たちの中にはワイン造り以外のアクティビティを持つ人がいます。


シャルドネのリー入り
シャルドネのリー入り


 ビール造りもその1つ。
発酵・醸造についての専門知識がダイレクトに活かせます。
そして写真のうち2本のビールは、ブルゴーニュのドメーヌ(ビールの種類ごとにドメーヌが異なります)がナチュラルワインを造る過程で出た「オリ(澱=Lie)」を混ぜで造ったナチュラルビールです。
「オリ」はワインの発酵や熟成中にできた沈殿物で、ポリフェノールや酵母、タンニン等々様々な成分が混ざってうまみを出してくれます。
ブルゴーニュワイン入りとはちょっと贅沢な気分になれるビールですね。




 ブルゴーニュワインの赤の品種、ピノ・ノワールの「オリ」を使ったビールはアルコール度が7%、白ワインの代表品種シャルドネの入った方も6.5%とかなりしっかりしていることを考慮に入れつつ楽しみましょう。
 2つとも甘さは殆どなくさっぱりとした味わいですからいろいろなおつまみに合います。


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