美術館、歴史的な建造物、各種イベント...etc。
見どころ一杯のパリではどこにテーマを絞って楽しむかが嬉しい悩みでしょう。
 そんな中、パリで働く地元の人々に目を向けてみる、というのはいかがでしょうか。




6番線のエドガー・キネ駅から徒歩2分足らず、 クレープレストラン街で有名なモンパルナス通りのお隣り、ドゥランブル通りにあるのがジョルジュ・フランソワさんの花屋です。
軒先の棚を埋め尽くすように並べられている草花のグラデーションは、しばし時間を忘れて見ていたいと思わせるセンスです。
そんな花屋の狭い通路の奥には一見好々爺というイメージのジョルジュさんの姿が。




 しかしこのジョルジュさん、一度花を触り始めるとオーラが一転、年季の入った職人のそれに。
さもありなん、どうやら知る人ぞ知るお花界の重鎮のお一人だそうです。

 80代でなお現役というバイタリティーは、長年培われた職人気質が源になっているのでしょうか。
 人それぞれの生き方があるでしょうが、スカーフがトレードマークのジョルジュさんがパリの高齢者の希望の星であることは間違いありません。




 お弟子さんが営む「Violetta」は秘密の花園のような内装。
こちらはヴォージュ広場の直ぐ側にあります。
2021年にオープンしてから近隣のホテルやレストランも顧客に持つ定着ぶりです。


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