オーストラリアの中央北部に位置する場所にダーウィンという街があります。
この街に住んでいると、ときどき地域のお知らせが郵便物と一緒にポストに入っていることがあります。
先月だったと思いますが、政府からの興味深いお知らせをいただいたので紹介します。
ダーウィンはノーザンテリトリーという政府の管轄になります。
A5サイズほどの紙に大きな蚊が描かれた絵が目を引きます。
日本脳炎のワクチン接種のお知らせのようです。
私たちが住むダーウィンでは、日本脳炎のワクチン接種を無料で受けることができるようで、そのお知らせでした。
ダーウィンは常夏で雨季は湿度も高く、日本脳炎の予防のために政府が無料でワクチン接種を提供しているのかもしれません。
また、裏面には、日本脳炎から自分を守るためのアドバイス、「ドアなどに網戸を付けて住環境では常に蚊が入らないようにしましょう」「長袖、長ズボンを履いて、体を覆いましょう」「蚊よけのスプレーなどを定期的に使用しましょう」「バケツなどに入った水はからにしましょう」「ワクチン接種をしましょう」などが書かれています。
5年ほどダーウィンに住んでいますが、このようなお知らせを見たのは初めてです。
こういうお知らせを見ると、感染の可能性の高い地域なのかとちょっと不安になりますが、5年の間に日本脳炎にかかったこともないですし、夫に見せましたが、特にワクチン接種をする必要もないそうで安心しました。
ダーウィンに住んで5年、初めて見た政府からの興味深いお知らせを紹介しました。
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