ローザンヌはとても坂の多い街、そのうえ石畳の道が多いので先の尖ったハイヒールで歩くのは至難の技。
そんな美しい街並みで整えられたローザンヌの小高い場所にカテドラル(大聖堂)がそびえたっています。
夜にライトアップされた姿は、まるでディズニーランドのシンデレラ城のよう。
日本の鎌倉時代あたりに建設されたというのも感慨深く、日本の寺などに見られる木造建築と違い、石でできたゴシック建築や、その高い天井やステンドグラスに圧倒されます。
一般公開されていて出入り自由ですが、夜7時以降は合唱のリハーサルやコンサートをしていることが多く、見学を制限されることも。
見学できれば一席に座って静かに彼らの音楽に耳を傾けてみましょう。
彼らにとって教会で歌うことは遠い彼方から現在までずっと変わらず繋がっているという「日常」。
そのようなライフスタイルが沁み込んでいるヨーロッパの人々の根底にある“素朴さ”を垣間見ることができるかもしれません。
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