マレーシアやシンガポールでは、ドリアンを好んでよく食べる慣習があります。
先日マレーシアで、ドリアンの専門店に行く機会がありました。

ドリアンはフルーツの王様として知られていて、独特の匂いがするため、室内で食べると匂いが残ります。
ホテルやコンドミニアムによっては、ドリアン持ち込み禁止となっており、違反すると罰金が徴収されることがあります。

このため、ドリアンを購入してその場で食べられる専門店があり、マレーシアの人たちはそこに行き匂いを気にせずにドリアンを楽しむことができます。

専門店は路面店になっていて、入り口ではカゴに種類ごとに分かれてドリアンが陳列されています。
値段は種類ごとにグラム単位で測って決められます。
店員さんにどれが食べたいかを伝えた後、店内のテーブルで食べられるように持ってきてもらう仕組みです。

最初ドリアン専門店に行った時は、家族そろってテーブルを囲み、手にビニール手袋をはめて食べる人々の姿に驚きを隠せませんでした。

日本では見られないとても印象的な光景ですが、天然のフルーツをエアコンの効いていないお店で食べることになるので、とてもヘルシーな家族でのアクティビティと言えるでしょう。




マレーシア人の友達によると、美味しくて新鮮なドリアンは匂いも少ないそうです。
選び方にコツがあり、友達はドリアンの端の方を持って振りながら感触を確かめていました。

マレーシアではドリアンは二度食べましたが、一回目よりも二回目の方が匂いもキツく感じず、食べ慣れている感覚でした。
2回とも、特にブランドではないドリアンを食べましたが、甘くて美味しいブランドであるMusang King(ムサンキング)という甘い味のドリアンもあります。
次回機会があれば、ドリアン好きな友達と一緒にムサンキングを楽しみたいと思います。

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