オスピス・ド・ボーヌのワインオークションは、ブルゴーニュワインそしてボーヌの街にとってもビッグイベントの一つ。
世界各国のブルゴーニュワイン愛好家たちがこの小さな街に集結します。
第163回目を迎えた2023年は11月17日金曜日から開始。
ワインのテイスティングを始め、エスカルゴやスナック類等々複数のスタンドが並び、販売の人々は大わらわな盛況ぶり。
この「栄光の3日間」と呼ばれるチャリティーオークションイベントには毎年数名の芸能人がゲストとして招かれ、日曜日のオークションに列席します。
今回仕切るのはサザビーズ。
昼食時を過ぎると番号札(パドル)を手に入れた人たちがチェックを受け順次会場内に消えていきます。
写真の1枚に写っている水色のネクタイの紳士はニュイ・サン・ジョルジュに本拠地を置く名門、メゾン・フェヴレの現当主、エルワン・フェヴレ氏で、彼も開始直前に会場に吸い込まれていきました。
オークション開始の14:30が近づくと、会場内の様子を映し出すスクリーン前は黒山の人だかりに。
多くの人々は各々選んだスタンドでブルゴーニュワインやホットワインのテイスティング済みでまろやかな雰囲気です。
さてこの日コルクの栓抜き競争に参加した人たちの中には薬剤師さんや教師なども。
時折小雨がちらつく天候もなんのその、この伝統イベントは3日間でボーヌを歩く人の密度が何十倍にも跳ね上がるような健在ぶりを見せてくれました。
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