ローマから南に向かったところにあるフロジノーネ。
その郊外に、ヴィア・アメリーナと呼ばれる古代の道が残っています。
古代ローマ時代にはヴィア・アンニアと呼ばれた道は、現代のネピやチヴィタ・カステッラーナなどの町を結んでいたことで知られています。
しかし全容はまだ明らかになっておらず、ミステリー好きにはたまらない散策コースです。
ヴィサネッロという田舎町からも、ヴィア・アメリーナの一部を歩くことが可能です。
このあたりには、古代ローマよりもずっと前、エトルリア人たちによって作られたネクローポリがたくさん残っています。
歩く道々には山野草が咲き乱れて、ピクニックには最適のコースです。
ネクローポリとは、古代の人たちの墳墓のこと。
竪穴や横穴、さまざまな形があり、場所によってはエトルリア時代のネクロ―ポリをワイン貯蔵所として使っています。
2000年も前の人たちの足跡を感じられるヴィア・アメリーナ、週末のお散歩が楽しめます。
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