イタリアの「赤い」お守りをご存じですか?
一見すると赤唐辛子に見えるお守りの名前はCornetto Rosso(コルネット・ロッソ)。
コルネットは「角(つの)」、ロッソは「赤」を意味するこのお守りの始まりは紀元前3500年頃のギリシャに遡ります。

当時、子孫繁栄や成功を祈るためにドアの外に動物の角を掛けていたそうです。
中世イタリアでは「赤」は勝利の色として重宝され、「角」は強さの象徴。
さらには、魔術や呪いから身を守る魔除けの意味も加わって現在に至り、イタリアのお守りとなりました。
特に、南イタリアのナポリではお土産屋さんでよく見られます。

このコルネット・ロッソには諸説あり、「角は少しねじれていないといけない」「人からプレゼントされると魔除けの効果がある」など、色々な言い伝えがあるのもユニーク!
イタリアでお土産に迷ったらコルネット・ロッソがおススメです。
お値段も手ごろで荷物にならず、貰った人からも喜ばれるに違いありません!


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