荘厳で芸術的なミラノ中央駅【イタリア】

イタリアの主要駅の中でも別格の荘厳さを誇るミラノ中央駅（Milano Centrale）。
1864年に建てられた旧中央駅の老朽化に伴い1906年に新駅の建設が計画され、第一次世界大戦や経済危機を乗り越えて1931年7月1日に落成されました。
2005年から2008年にかけて修復や改善作業が行われ、現在に至る93年もの歴史がある駅です。

大理石を用いた建物の内装は至る所に彫刻が施され、劇場や美術館のような芸術性に溢れています。
エントランスの美しさは圧倒的ですが、駅のどの入り口から構内に入っても趣が感じられ、2階のプラットホームへ上がる階段もステキです。




ミラノの国際空港から市内行きの電車の終着駅はミラノ中央駅ですので、電車を降りてから駅の美しさを目にすることが出来るでしょう。
ローマやフィレンチェ行きの特急、スイスやフランス、ドイツ行きの国際鉄道も中央駅から発着していますので、鉄道で移動される場合は是非チェックしてみてください！