イタリア中部トスカーナ州に点在する小さな町は、どこも風光明媚。
日本ではあまり知られていない町にも見どころがたくさんあります。

フィレンツェから車で1時間ほどのところにあるチェルタルドもそんな町のひとつ。
ボッカッチョは、イタリア文学の父と呼ばれるボッカッチョの生地でもあります。
小さな町ながら周辺はオリーブオイルやブドウ畑が広がり、豊かな土地柄を感じさせてくれました。




町の中心にはプレトリオ宮殿があり、中世の繁栄を伝えています。
またチェルタルドは、群馬県の甘楽町と姉妹都市。
甘楽町が寄進した茶室が突然現れて、ヨーロッパ中世の街並みに見とれていた人はみなびっくり。
茶室には「甘楽庵」という扁額も飾られていました。




春の日差しの中のトスカーナ散策はとても気持ちがよく、外国人観光客だけではなくイタリア人の姿もちらほら。
チェルタルドのような小さな町ならば、ランチの後の散策にももってこいです。


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