アムステルダムから北東に50キロほどのところにあるデルフト。
近年脚光を浴びているバロックの画家フェルメールの故郷として有名です。
光と影の画家と呼ばれるフェルメールの作品はそれほど多くありませんが、デルフトの美しい街並みを描いた作品が残っています。

デルフトはさらに、ヨーロッパでも突出したレベルを誇る工科大学がある町。
人口10万足らずの小さな町ですが、学生さんが多いせいかとても活気があります。
デルフト工科大学はノーベル賞受賞者を3人も輩出しており、工学や物理に関する学会も頻繁に開催されます。




街並みは運河を中心におとぎ話のように可愛らしく、道は平坦で散策も苦になりません。
商業で栄えた町らしく、ゴシック様式の教会や壮麗な市庁舎があり、中世から栄えた歴史をあちこちに感じられます。

運河沿いのホテルも、小規模ながら清潔感があり素敵な佇まい。
画家やサイエンティストを生み出すアカデミックな空気が、町中に漂っています。


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