イタリアでは町のどこかに自宅で読まなくなった本を寄付するボックスがあります。
郵便ポストよりも小さく、子供の背丈でも入れられる高さのカラフルなボックスです。
「一冊の本を入れたら一冊の本を持って帰ってね」と書かれており、寄付だけでなく、誰でも持って帰ることができて読み終わったらそこへ戻すリサイクル式。

漫画コミックもあれば小説もあり、時には子供用の本もあるでしょう。
利用者によってボックスの「コレクション」が変わるのでチェックする楽しみがあります。
どんな本があるかはタイミング次第!図書館へ行くよりも手軽なのがポイントです。
本棚に眠ったままの本や処分する本が誰かの役に立てば嬉しいという考えで、とてもエコロジーですよね。

どんな本でもいいのかというと、百科事典や教科書、ビデオカセットは入れないようにと書かれてあります。
ちょっとしたものでもキャッチーで可愛いデザインなのがイタリアらしさ。
筆者が入れた日本の本はどなたの元にあるのでしょうか?!


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