4世紀に建設が着手され、ミラノで最も古い聖堂が「Basilica di Sant’Ambrogio(バジリカ・ディ・サンタンブロージョ)=サンタンブロージョ聖堂」です。
ロマネスクと呼ばれる建築様式で、複合柱とレンガのアーチで構成され、屋根の付いた回廊で中央の中庭を囲んでいるのが特徴。
聖堂の内部もアーケードで仕切られ、細かな彫刻やモザイクが施されています。




イタリアの教会は地域や建設された時代などにより様式や規模が異なりますが、独特の外観を持つサンタンブロージョ聖堂は、長い歴史で刻まれた多くのストーリーを持ち、希少性の高い聖堂として知られます。
筆者も時々ここを訪れますが、独特の空気を感じる場所です。

教会と聖堂の違いは何だろう?と思う方もいるでしょう。
「教会」はキリスト教の礼拝や宗教行事を行う建物ですが、「聖堂」はより格式が高く、大規模で壮麗な建築物である場合が多いです。
イタリアでDuomo(ドゥオモ)と呼ぶのが大聖堂にあたり、その町の見どころの一つになっています。


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