タイの首都バンコクの治安は比較的良い方です。
しかし軽犯罪は日々起こっており、在住の日本人が被害にあうことも珍しくありません。
今回はバンコクで注意したい犯罪に関することを2点に絞って紹介します。
1つはスリです。
特に街中で、ポケットに入れていた財布や、背中側に背負っていたリュックやバッグに入っていた財布を抜き取られるケースが多く発生しています。
筆者の周囲にも被害にあった人が何人かいるのですが、いずれもいつすられたのか分からないくらい自然で、プロの仕業だったと言います。
ポケットに貴重品を入れない、バッグは身体の前に持つということだけでなく、万が一被害に遭った時のことを考えて、多額の現金や日本の免許証など不要なものは持ち歩かないことを徹底した方が良いでしょう。
もう1つはタクシートラブルです。
バンコクのタクシーはメーターを使うことが義務づけられていますが、中には高額な固定料金を言ってきたり運賃交渉をしてきたりするドライバーがいます。
乗車前であれば断って別のタクシーを探すか、発車した後でメーターを使ってくれないようであれば、少しお金を払ってすぐに降ろしてもらいましょう。
最も避けるべきは、正義感からドライバーと戦おうとすることです。
ドライバーの中には薬物を常用している人や銃やナイフを車内に潜ませている人が残念ながらいます。
どんなにこちら側の主張が正しくても、通用しないどころか危害を加えられる可能性があるので、怪しいと思ったら大きなトラブルになる前に離れることが重要です。
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