世界遺産のカサ・バトリョは色々なイベントをして観光客を楽しませてくれます。
2016年から2017年にかけての冬は、カサ・バトリョに雪が降りました。
バルセロナはほとんど雪が降りません。
しかし、バルコニー等の外装に大きな雪の球の様なデコレーションされ、そこだけ別世界の様になっています。
この丸い雪の玉がただ雪を降らせただけという感じではなく、ガウディの独特なイメージにぴったりとマッチしていました。




カサ・バトリョは建物の中心部に吹き抜けの構造があるのですが、こちらはハラハラ、まれにどさっとイミテーションの雪が降り、雰囲気満天です。
この吹き抜けの雪は、ある程度積もった所に係員が行き、モップの様な物で下層階に落とす作業をしていました。
そして、この雪、細かいビニールの様な物で作られているので、静電気でコートなどにたくさんくっつきます。
叩き落とすのはちょっと面倒ですが、それも楽しみの一つ。
みんな笑って払っていました。




とても素敵なイベントなのですが、ただ一つ残念なのが、骸骨の目を思わせる様なバルコニーが白い玉で埋め尽くされているので、観る事ができません。



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