スイスの特産品のほとんどは干し肉やチーズなどといった保存食品。
山国なので長い冬場を越すために、昔から必要だったのでしょう。
スイスのチーズを使ったラクレットはまさに山小屋で食べるのにぴったりの伝統料理。
ハイジやピーターの暮らしにぴったり合いそうですね。
毎回山を歩いて、山小屋でこんな大きな塊のチーズを少しずつ溶かして食べれれば「最高!」なのですが、現実はそうともいかず。
家庭用には四角くカットされたラクレットが主流で、専用の電気機器で溶かして食べます。
テフロン加工された一人分の小さな板にチーズを下に置き、ゆっくり溶かします(チーズがブクブクとしてくるまで)。
上の部分ではソーセージや野菜など好きなものを焼きます。
ちょっとミニバーベキューみたいな感じになるので「元祖ラクレット」からはちょっと離れた感じになります。
茹でたジャガイモにチーズをかけて・・・この時は(話にあまり夢中にならずに)手際よく冷めないうちに食べましょう。
小さい酢漬けのキュウリやらっきょうを添えると本格的ですが、好き嫌いがあるのでご自由に。
チャツネや蜂蜜漬けしたイチジクなどの「甘系」を添えて楽しむのも人気がありオススメです。
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