2024年7月26日に開幕を迎えるパリオリンピック。
5月8日にマルセイユ上陸後、聖火は64の県を延べ11,000人のランナーによって運ばれ北上し7月14日、無事パリにたどり着きました。
この日は日曜日と革命記念日が重なり、聖火の到着と祝日を同時に祝う特別な日になりました。




さて道中はどんな感じだったかといますと、終盤地点のコート・ドール県では81人の人たちが200mずつ担当しました。
小さい街では聖火ランナーをある程度ゆとりをもって見物することができます。
しかし少し大きめの街になると事情が違いました。




ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ地方の行政の中心地ディジョンを通過する際は、3時間前から市内の無料周回バスを皮切りに市内バスの複数路線も順次運休となり、中心街の道路は通行止めに。
時折お天気雨を受けながら沿道に見物人が集まってきました。
聖火ランナーの到着10分ほど前に先行してやってきたスポンサーの車もノリが良くなっています。




ツール・ド・フランス通過時、警備はオートバイや車がメインでしたが、聖火リレーは何しろ歩くペースですから、自転車の警官が多く見られました。
聖火の直前には複数の警官が乗り込んだワゴン車登場で「いよいよ来る」感が急上昇。
そのうち数台はすぐ飛び出せるようドアを開けたままの走行です。
数人の警官は車の中から観客を観察しながらも手を振る余裕があったのは地方ならではでしょうか。




こうして聖火ランナーは観客たちに手を振りながら滞りなく通過していきました。
ところで聖火がパリに到着した14日はまたサッカー、ユーロカップの決勝戦でもありました。
イギリス対スペイン戦は、フランス人にとっては革命記念日の花火が上がる前を平和に盛り上げるのにちょうど良い対戦カードだったかもしれません。


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