2015年4月にネパールを襲った大地震。震災直後は建物の倒壊やライフラインの断絶など随分と大変だったようです。では、震災から2年。カトマンドゥはどのくらい復興したのでしょうか。
今回の旅の目的のひとつにその確認がありました。私が行ったのはごく限られた範囲ですが、それでも今のネパールが見られました。少なくとも表向きカトマンドゥ市内は活気を取り戻しており、ガスも電気も水道も問題なく供給されている様です。
「タメル地区」
バックパッカーが集まる場所。大変賑やかで震災の影響が感じられませんでした。観光客がお金を落とす事で復興に一役買えるならそれもアリだと思います。
「パシュパティナート」
小さな寺院がいくつもある山道。寺院のおよそ3分の1が倒壊したままになっていました。無事だった寺院にもかなりのゆがみや、ひび割れが見え、白いペンキで「キケン」と書いてあるのですが、いかんせんヒンディ語という。外国人旅行者に優しくない仕様です。
「ダルバールスクエア」
今回のカトマンドゥ内で最も復興が間に合っていないという印象だった場所。
旧王宮は天井が落ちかけ、壁が剥がれ、だいぶ歪んでいます。それでもそのままつっかえ棒だけで内部を公開しているネパール側の度胸に感動です。
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