セントパトリックス・デーとは、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日である3月17日を指し、アイルランドでは各地でパレードやイベントが行われます。

この日が近づくと、ダブリンの街中ではセントパトリックス・デー用にコスチュームやグッズが販売され始めます。
そのグッズがみんな緑色なのです！
なぜ緑色なのか？それは、聖パトリックがキリスト教の三位一体を説明する際用いた、三葉のシャムロックの色から来ています。
また、緑色はアイルランドのナショナルカラーにもなっており、アイリッシュにとって、とても大切な色だという事が分かります。




セントパトリックス・デー当日のダブリンは、朝から緑色のものを身につけた人たちで溢れ返ります。
パレードは12時頃から始まり、マーチングバントの行進や、ユニークなコスチュームを身につけたダンサー達がメインストリートを練り歩きます。
その行進を見ようと多くの人達が集まるので、パレードをしっかり見たいという方は早めに行って場所取りをされることをお勧めします！




パレード自体は2時間ほどで終わるのですが、本当に盛り上がるのはこれから！
集まった人たちは近くのパブへと流れていき、ギネスビールを片手に朝までパーティーを繰り広げます。
どのパブを覗いても、沢山の人で溢れかえり、歌って踊って大盛り上がりでした！
若者たちにとってはこちらの方がメインイベントなのかもしれませんね。

セントパトリックス・デーのイベントは、アイリッシュ系移民の多い国、地域を中心に世界各地で行われますが、ぜひ一度、本場のセントパトリックス・デーを体験してみてはいかがでしょうか？



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