オリンピックでひと味違う人々の夏休み【フランス】

フランスの夏休み。
都会に住む人は地方へ、地方に住む人は都会へと大移動する季節です。
ホテル代が高いからバカンスに旅行は無理、ということはありません。
限られた予算で楽しもうと、TGV（フランスの新幹線）よりもエコノミーな車の相乗りや長距離バスを使い、友人や親戚の家にお泊まりするというのはメジャーな手段。




そして市町村はそんなバカンス中の子供たちや大人にも様々なイベントを提供します。
城塞跡などの大きな歴史的文化遺産の建物もテクノミュージックやエアロビクスのイベント会場と化するのです。




さて2024年の夏はパリオリンピックにちなんだ様々なスポーツイベントが開催されています。
街の少し大きめな公園には大きなスクリーンと観客席が並べられ、フランス選手の出場をメインに試合の様子が放映されました。
そしてレスリングやクライミング等々のスポーツ体験ブースでは子供たちが列を作る姿も。
猛暑にも負けず元気に遊びまわる子供達を見守る大人の方もなかなかの体力が必要なことでしょう。




例年通り宿泊を伴うアクティビティに子供を参加させてしばしの静かな休暇を過ごす親は、育ち盛りの子供がいない分、「買い物の量が半減」したり料理（品数も！）や洗い物のボリュームダウンに目を見張ったり。
オリンピックとパラリンピックというビッグイベントと共に流れる2024年のフランスのバカンス。
いろいろと語り草になるエピソードがまだ増えそうな予感です。