アフリカでは公共料金の支払いはどうなっているのだろうなんて、大抵の人は考えたこともないかもしれませんね。
特に変わったことはないのですが、この機会にご紹介しましょう。
タンザニアの電気を仕切っているのは、TANESCO(タネスコ=Tanzania Electric Supply Company Limited)と呼ばれる公社です。
一般家庭では通常、電気料金は前払い制になっています。
支払取り扱いブースがあちこちにあるので、自宅に設置されているメーターの番号を告げてLUKU(ルク)と呼ばれる電気料金を必要な分だけ支払います。
レシートに書いてある20桁の番号をメーターに入力すると、購入したワット数がチャージされるという仕組みです。
現在、1kWhあたり約24円となっています。
うっかりLUKUを買い忘れてメーターをゼロにしてしまうと、家中の電気が止まってしまいますので、常に予備のLUKUを買っておくのが安心です!
一方、水道料金は後払いです。
ダルエスサラームの上下水道を仕切っているDAWASCO(ダワスコ=Dar es salaam Water & Sewerage Corporation)の係員が、毎月、各家庭の水道メーターをチェックに来ます。
後日発行された請求書に従って支払います。
ロゴにあるヤシの木が南国のイメージですね。
電気も水も、公共料金の支払は、あちこちにある支払扱いブースでも行えますが、携帯電話経由で支払うのが断然便利です。
ガスはプロパンガスを購入します。
無料配達もしてくれますよ。
シャワーの熱源も電気なので、ガスはキッチンのコンロに使うだけです。
ではゴミの収集は?
市内でも地域により扱いが異なりますが、月に15,000シリンギ(約1,000円)の定額制で週一回、回収トラックが回って来ます。
月一回、係員が各戸に徴収に訪れたときに現金で支払います。
なお、ペットボトルの回収者はよく見掛けますが、ゴミを出す時点での分別義務はありません。
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