イタリアの世界遺産の一つであるドロミティは数多くの渓谷が連なる絶景の地です。
割とハードなトレッキングコースが多く、気軽に行く山ではないことからしっかり山装備して訪れなくてはいけません。
ドロミティの中にはいくつもの湖がありますが、その中でもひと際幻想的で、唯一無比と言える美しさを誇るのがソラピス湖(Lago di Sorapis)。
この湖を見るためには片道2時間ほどの岩や石の道を歩かなくてはいけません。
「もうしんどい」「諦めよう」弱音を吐きそうになりながら足を運んだ先にティファニーブルーの湖が佇んでいます。
正に、秘境にある湖で、水質を保つために湖水浴は禁止。
真夏の強烈な暑さの下を歩いた人に指先一本も入れさせてはくれないのです。
それでもソラピス湖を一目見たい人で訪れる人が険しい道に列を成します。
到着すれば疲れを忘れいつまでも見入ってしまう美しさ。
「来てよかった」と期待を外さない湖です。
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