ニューヨークはタイムズスクエア辺りに多くのミュージカル劇場があり、演目を紹介する大きなビルボードを見るだけでもかなりわくわくします。「ライオンキング」や「キャッツ」などの王道から「ブック・オブ・モルモン」など新しいものまで、毎日公演が目白押しです。

ミュージカルをもっと楽しみたい人にお勧めなのが、ポート・オーソリティの向かい側にある本屋、その名も「The Drama Book Shop（ドラマ・ブックショップ）」です。

この本屋はその名前の通り、演劇やミュージカルを専門とする本屋です。ただ台本やストーリーだけを取り扱っているのではなく、その劇の背景について描いた歴史書や衣装についての本など、かなり細かい部分まで網羅しています。また、実際にステージで使われた衣装や小道具などが所々に展示されているので、見るだけでも楽しめてしまいます。






例えば2015年の初演以来ブロードウェイ・ミュージカルの超人気作の1つとなった「ハミルトン」は、アメリカ合衆国建国の父アレクサンダー・ハミルトンを扱ったいわば歴史ミュージカルですが、ここドラマ・ブックショップにはその原作となった伝記本をはじめ、合衆国建国の歴史についての書物もたくさんあります。バックグラウンドを知っていると、ミュージカル自体もより楽しめますね。

ちなみにこの「ハミルトン」は、日本人にはあまりなじみのない合衆国建国時の様子や18世紀後半の世界情勢などをラップなどの斬新な音楽で紹介しているので、歴史好きな人にもお勧めの演目です！

この本屋自体、1917年創業の歴史の長い本屋です。ブロードウェイ劇場群からも近いので、ミュージカル好きな人は是非足を運んでみてください！

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