アメリカのファーマーズ・マーケットでは、日本ではなかなか見られない珍しい野菜がいっぱいあります。例えば秋・冬の味覚、バターナッツスクワッシュ。首の長い肌色のカボチャのような見た目ですが、煮込めば甘く柔らかくなるので、ピュレー状にしてスープなどによく使われます。

ただ、一体どういう風に調理したらいいのかわからないような野菜もたくさんあります。例えばフェンネル! これはウイキョウと呼ばれるものですが、日本ではなかなか見かけないのでは。フェンネルの種などはスパイスの一種としてよく見かけますが、葉や茎の部分もまるごとアメリカでは売られています。

味は優しいアニスといった感じです。口の中がさっぱりします(インド料理屋でもフェンネルの種が口直しに置いてありますね)。これ、スライスしてレモンとオリーブオイルと塩コショウで簡単にサラダにできるんです!






あとは中南米系の野菜も豊富にスーパーに並びます。例えばユカ(Yuca)と呼ばれるキャッサバ芋なんかも手に入ります。これはフライにして食べるとポテトよりも少しねっとりしていておいしいんです!

スーパーだと少し難しいですが、ファーマーズ・マーケットではたいてい農家の人が調理法を教えてくれるので、試したことのない野菜に挑戦するいい機会です。あと、たまにダイコンやシイタケなどを売っている農家もあり、日本人ということで逆に調理法を聞かれることもあります。

野菜を通していろいろと情報交換してみると、食生活がもっと豊かに楽しくなるかもしれませんね。

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