3月13日はホーリーというお祭りでした。このホーリー、長い冬が終わって、春の訪れを告げる日として、北インドで非常に大切な祭りです。水風船や水鉄砲でお互いにバッシャバシャに水を掛け合います。そして、さらにこの祭りは、別名「色の祭り」とも呼ばれています。

何と水だけでなくカラフルな色粉をお互いにかけあって、もう全身粉まみれになるのです。特に若い世代の盛り上がりがすごい。

もし、この日に旅行や仕事でインドを訪れるなら、外を歩くときは注意が必要です。「外にいる=色粉をつけても平気」と判断されがちなので、この日はホーリーを楽しむのでなければ大人しく家にいた方が無難です。

もちろん、毎年このバトルに参戦目的で来る人もたくさんいます。マーケットには年々飛距離と威力が伸びている新型水鉄砲や、大量の水風船が売られます。デリーならニューデリー駅前、バックパッカーが集う安宿街「パハールガンジ」が有名です。

激しい戦場と化しており、もはや色粉で顔の判別がつかないインド人と旅行者がみんな笑顔で戦っていました。

日本では味わえないハードなお祭り。ぜひ一度試してみませんか?

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