8月のバカンスが終わると、9月は学校が始まる季節。
市場に行くと、夏のバカンスで日焼けしたシニョーラたちが、夏の思い出を語り合う風景がよく見られます。
市場で売られている食材も秋めいてきて、食卓にも季節にふさわしい料理が並ぶようになります。

とくに秋はキノコがおいしい季節。
山の村や町では、かごを手にした人々が森へ向かい、キノコ採りをする姿も珍しくありません。
自治体によっては毒キノコの被害が出ないよう、定期的に講座などを開催しているところもあります。

市場などのお店で売られているキノコは、きちんとした知識や資格を持った人が売るので安心。
ポルチーニだけではなく、日本のシメジに似たタイプや、ガレッティと呼ばれる黄色みを帯びたキノコもあります。
パスタやフライにするのが一般的です。




そしてイタリアの秋のシンボルといえばなんといってもブドウ!
豊穣の象徴として美術に描かれることも多いブドウは、種類も豊富です。
日本のシャインマスカットのような高級感はありませんが、気楽に食べられるお値段のブドウが多数。
皮も食べられるブドウが多く、スナック感覚でつまんでしまいます。


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